2006年06月16日
財務報告の信頼性
第10回:財務報告の信頼性

粉飾決算を防止するということは、まさに財務報告の信頼性を確保するということです。

たとえば、学生が就職するときには、会社に成績証明書や健康診断書を提出します。自分を雇ってもらう会社に、学校での成績や健康状態を伝えるためです。成績を書き換えたり、病気を隠したりしてはいけません。会社は学生の成績や健康状態から、自社に適した人材か否かを判断するからです。

企業の財務報告も同じです。決算時に作成される貸借対照表や損益計算書などにウソや誤りがあってはなりません。投資家は、財務報告を通して企業の業績を評価し、投資すべきか否かを判断するからです。経営者は、財務報告にウソや誤りが生じない体制を整えるために、内部統制を構築・確立・維持するのです。

 
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