2006年06月14日
内部統制の目的
第9回:内部統制の目的

アメリカ版SOX法の目的は、投資家の保護です。先ごろ成立した日本版SOX法の中核である金融商品取引法も一般投資家の保護を狙いとしています。企業はSOX法の趣旨に沿って、内部統制の構築・確立・維持することが求められるのです。内部統制の構築・確立・維持のために使われる枠組みがCOSOフレームワークです。

内部統制の第一の目的は「業務の有効性と効率性」
COSOフレームワークは、内部統制を株主と経営者の視点から幅広く捉えた考え方です。COSOフレームワークの中で、内部統制の目的として第一に挙げられているのが、「業務の有効性と効率性」です。そもそも経営者が、自社の事業活動が有効かつ効率的に行われることを望むのは当たり前のことです。自社の企業活動が有効でなく効率的でないこと望む経営者はいないでしょう。逆にいえば、事業活動が有効かつ効率的に行われているならば、会社が経営者の意向に沿って健全に運営されていると捉えることもできます。

 
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